今年2021年9月、コロナ禍からの経済回復に伴う天然ガス不足が発端になり、オランダでは電気料金の値上げが大々的なニュースになりました。
今後契約更新などで新しいプランに移行する場合、相当な値上げが予想されます。
我が家も11月から電気料金が5割増し(!)になるので、これから来る暗く長い冬に備えて電気代を節約しなければと色々と策を講じています。
今回のブログでは、電気代を節約するコツをお伝えします。
以前紹介した電気代の節約方法に加え、我が家で新たに始めた対策(大げさ)を紹介します。
オフピーク割引の活用
現在契約している電力会社はオフピーク時間という、商業施設や工場などが稼働率を下げている時間帯に、電気代を割安で提供する制度を設けています。
現在利用している電力会社のオフピークは
午後11時から翌朝7時までと、土・日曜日
となっていて、通常時間に比べて電気代が11%ほど安くなります。
元々洗濯や掃除などの家事は週末にまとめてすることが多い我が家ですが、今後はこのオフピークの時間帯にシャワーやドライヤーを使用するなどの工夫をしていきたいです。
スマートメーターで電力使用量を管理
オランダの家屋では、インターネットと接続した電気メーター、その名もスマートメーターが主流になってきています。
電気代を算出するためのメーター読み取りが不要で、更には毎月の電力使用量をスマートフォンのアプリからほぼリアルタイムで管理できます。
©Eneco
我が家では月の中頃に、どれだけ電気を使っているかスマートメーターでチェックしています。
まだスマートメーターがない住居でも、電力会社に相談すると設置できるようですので、ぜひ問い合わせてみてください。
今年の冬はとても厳しく、1月と2月はやはり電気の使用量がぐっと上がりました。
来年がどれくらい寒くなるか予想できないのですが、床暖房の温度を少し下げるなどして、使用電力量を抑えたいと考えています。
隙間風を防いで断熱
オランダでは古い家が多く、築100年なんていうこともざらにあります。
それらの古い家は断熱ができておらず、隙間風で家の中が温まらないということがよくあります。
寒い冬にはなるべく家の中の熱を逃がしたくないので、隙間風は大敵になってきます。
そこで我が家も下記の対策を取ろうと思っています。
- 郵便受けからの隙間風防止:我が家の郵便受けはドアにスリットが入っているタイプなので、そこから隙間風が入ってきます。内側に下のようなパネルを取り付けることで、隙間風を防ぎます。
© Karwei
- 断熱テープ:窓の縁から隙間風が入ってくる場合、断熱テープがおすすめです。オランダの通販サイト”Bol.com”などで、TochtstripsやTochtstopperと検索すると見つかります。
今回はオランダで電気代を節約する方法の第二弾をお伝えしました。
まだまだ工夫はできると思うので、またこちらのブログで紹介していきたいです。
もし他にもアイディアがありましたらぜひお知らせください!
ヨーロッパの寒い冬をお財布に優しく、暖かく乗り越えましょう♪