海外生活で意外と気にしない電気代。
一般的に平均どれくらいかかるのかを知るのも難しい。
また意識してチェックしていないと、つい使いすぎてしまうこともあると思います。
我が家はガスの無いオール電化。ボイラーではなくヒートポンプ方式、床暖房&床冷房。
現在夫婦2人の電気代を大公開、節約方法も公開します。
節約のキホン、今の電気代を知る
私たちの夫婦2人の月々の電気代は79ユーロ(約10,300円)です。
オランダでは一般的に、前年度の電力使用量(初年度は推定量)を元に、翌年度の月々の固定支払金額が決まるようになっています。
電力会社を契約した際に推定した使用量を超過した場合、超過料金を一回払いで請求されます。
逆に少なかった場合はその分返金されます。
現在わたしたちが契約している電力会社のアプリでは、毎月の電力使用量はもちろん、月の途中でも使用量が平均より少ないか、多いかを確認することができます。
ありがたいことにオランダは夏の暑さが日本ほど厳しくないので、冷房を使わない分夏の電力使用量はぐっと抑えられます。
また夏は日照時間も長いので、電気を付ける時間も短くなります。(この記事を書いている4月25の日の出日の入りは06:23 – 20:55です)
逆に冬は一日中床暖房を付けているので、使用量が夏の2倍以上になります。
電力会社を選ぶ
オランダでは2004年から電力会社が民営化したので、全国45社以上が競争で色々なプランを提供しています。
初年度割引などを得られる場合もあります。
Pricewise という価格比較サイトで、電力使用量に応じてお勧めの電力会社やプランを検索できます。
太陽光・風力・水力で発電した電力(グリーンエナジー)をどれくらいの割合で提供しているか、各電力会社のウェブサイトでチェックできます。
また、100%グリーンエナジーのプランを提供している会社もあるので、ぜひ調べてみてください。
電気代の節約方法
ケチ、しっかり者、節約上手…いろいろな呼び方はありますが、節約好きなオランダ人流の電気代を減らす方法を紹介します。
すべて我が家で実践しているので、参考にしてみてください。
- 晴れの日は電気を付けない:テレワーク中の自宅で、少し暗いかなと思っても晴れていれば電気は付けません。
- 使っていないプラグは抜く:パソコンや充電器のケーブルなど、使っていないプラグは抜きます。
- 電化製品のエナジーレベル:新しい電化製品を買うときは、必ずエナジーレベルをチェックして、電力使用量を下げるようにします。
- 洗濯の頻度:夫婦2人生活の現在、週に2、3回洗濯しています。家族用の大きな洗濯機なので、6kgほどまとめて洗濯できます。
- 食洗器の使用頻度:食洗器も4人家族向けの大きいサイズを使っています。1日では満杯にならないので、2日に1回ほどの使用頻度です。
今回はオランダで電気代を節約する方法を紹介しました。
節約するにはまずは今現在どれくらいの電力を使っているか把握し、必要であればより安い電力会社に替えるのも一案だと思います。
月々の使用量を下げ、節約した分を貯金や投資に回せたらいいですよね。