2年前にオランダでの生活費についてこのブログで紹介しました。
それ以降、コロナ禍の終焉や長引く戦争などにより、月々の出費額もずいぶん変わりました。
今回の記事では最新の生活費を紹介したいと思います。
まずは総額から。
月々の支払額
- 夫婦二人のシェア分:2,268ユーロ – 2021年に比べ260ユーロ増
- 個人の支払分:379ユーロ – 2021年に比べ109ユーロ増(趣味や娯楽費を含む)
筆者個人の支払額
- 夫と私の給料(課税後)額に応じて支払う比率を決めているので、私の支払いは1,070ユーロ。プラス私自身が支払っている379ユーロを足して、月々約1450ユーロを生活費として出費している計算になります。
ここからは項目別に出費額を紹介します。
夫婦2人で支払っているもの
住宅費・光熱費
- 月々のローン返済額: 1,222ユーロ(住宅ローン減税214ユーロを引いた額)
- 電気・水道代:162ユーロ vs 2021年比べ86ユーロ増
食費
- スーパーマーケットでの買い物(隔月の日本食材調達を含む):475ユーロ vs 2021年比25ユーロ増
- 外食:110ユーロ(月一回ほどの外食、ランチは毎日必ずお弁当です)
保険
- 生命保険:30.5ユーロ
- 住宅保険:46.3ユーロ vs 2021年比 2.8ユーロ増
- 損害賠償保険:3.55ユーロ
通信・娯楽
- インターネット・テレビ:67.5ユーロ vs 2021年比 3.8ユーロ増
- ネットフリックス:休会しました。2021年比 11ユーロ減
- Spotify音楽配信サービス(家族会員):15ユーロ
地方税
- ゴミ税や水道局税などを合わせた金額:125.2ユーロ
各々が支払っているもの
健康保険
- 159.9ユーロ vs 2021年比 18.9ユーロ増
携帯電話
- 約19ユーロ(5GB)vs 2021年比 4ユーロ減
その他
- 洋服、化粧品、書籍、交通費などもろもろ:150~200ユーロ。月によってばらばら。
いかがでしたでしょうか。
戦争により電気代が上がっているのと、Covid19での医療費上昇の影響で、健康保険費が上がったのが一番大きな負担になっていると感じています。
この他にも二人で出し合って家具を買ったり休暇へ行ったり、また家のメンテナンスにお金が必要だったりと、臨時出費は常にあります。
上記の月々の出費額をざっくりとした目安ととらえていただけたらと思います。