日本ではスマホ決済の利用者が増えていますね。
現金をほとんど使わないオランダでは、PIN Passと呼ばれる銀行のカードやiDealというアプリでの支払いが一般的です。
PIN PassやiDealのすごさは支払いの便利さだけではなく、出費管理のし易さでもあります。
今回はオランダでの簡単出費管理方法を紹介します。
わたしが現在住んでいるオランダでは、ほとんど現金を見なくなりました。
ユーロ通貨には1、2、5、10、20、50セント、1、2ユーロ硬貨がありますが、オランダでは1、2セント硬貨は使われていません。
例えばお店での会計額が25.98ユーロだった場合、小数第二位は四捨五入になるので、26ユーロの支払になります。
現金を使うのはレストランでチップを置くときくらいです。
夫曰く、チップまでカードで支払ってしまうと、サービスしてくれた従業員にちゃんと渡されるかわからないから、だそうです。(これだけキャッシュレスが進んでいれば、チップも電子的にちゃんと渡されている気がしますが…)
では普段お店でどのように支払っているかというと、PIN Passという銀行カードで会計をしています。
銀行口座から直接引き落とされる仕組み、いわゆるデビットカードです。50ユーロ以下の場合はお店のレジの機械にカードをタッチするだけで、ピンコード入力も必要ありません。
ネットショッピングの場合は、iDealという、これまた銀行口座から直接引き落とされるアプリがあり、自分の銀行のアプリから支払いを完了することができます。
PIN PassとiDealのすごさはその管理力にあると思います。
出費内容が一目瞭然
わたしは現在ING銀行に口座を持っていますが、特にこの銀行のアプリをとても気に入っています。
スマホやPCでの銀行口座管理がとても簡単です。
管理画面ではお店の名前で検索もできるので、例えばスーパーマーケットの名前で検索すれば、毎回の会計額が一目瞭然、月々の食費の管理も簡単にできます。
家計簿アプリとの連携
アプリストアで検索する家計簿アプリがたくさんヒットしますが、現在はDymeというアプリを使っています。
自分の銀行口座とアプリを連携させて使うサービスです。
PIN PassやiDealで買い物をした店の名前から、その出費がどういった目的に使われたのか、自動でカテゴリに分けてくれます。(あとからカテゴリの変更も可能です)
また、サブスクリプションの月々の支払も表示されるので、あまり利用していないサブスクも一目でわかります。
クレジットカードがあまりメジャーではない
オランダにももちろんクレジットカードはありますが、PIN Passのように頻繁には使われていません。
ほとんどのスーパーマーケットではクレジットカードが使えないですし、クレジットカードが使えないレストランも多いです。
その代わりPIN Passは至る所で使えますし、最近では募金を募る人たちもPIN Pass用の機械を持っているほどです。
今回はオランダでの出費管理方法を紹介しました。
日本ではなかなか見直す機会がなかった出入金ですが、銀行や家計簿アプリがとても簡単に使えるので、今では頻繁にログインして管理するようになりました。
ぜひこれらを活用して、出費を見直してみてください。