日本で会社員をしていたころは毎週末のように買い物に出かけ、洋服や靴、化粧品を買い漁っていた筆者ですが、オランダに来てからほとんど買い物をしなくなりました。
日本のように魅力的な物、似合う洋服があまりないということもありますが、本当に必要な物しか買わなくなったのです。
オランダ人と生活していると、買い物はそんなに必要ではないと気づかされます。
今回は散財家のわたしがオランダ人に影響を受けてミニマリストになった、そのワケを紐解いていこうと思います。
質の良い物を長く使う
現在家にある家具は、ほとんど夫が10年以上前に買った物です。
彼が家を買ったときに買いそろえた家具たちですが、現在も全く買い替える必要のない物ばかりです。
これらの家具の共通点は:
- 多少値が張っても質の良い物
- シンプルで飽きのこないデザイン
- 他の家具や壁紙・床と相性のある色
幸運にも義母はインテリアショップに勤務していたことがあるので、良い物を選ぶヒントを教えてくれたのかもしれません。
買い物以外の楽しみを見つけた
オランダ人に倣って、買い物以外で週末を楽しむ方法を見つけました。
特に自然の中のアクティビティは最高で、平日の仕事の疲れを癒してくれます。
- サイクリング:オランダは自転車専用道路が整っているので、サイクリングするには最適な環境です。わたしたちは天気が良ければ毎週末25~40kmほどサイクリングをしています。
- 自然の中でウォーキング:少し車を走らせれば緑が一面に広がる放牧地にたどり着きます。羊や牛の群れを眺めながらの自然の中のウォーキングは最高です。
- 月に一度はレストランへ:日本の都市のようにどこにでも良いレストランがあるわけではないので、たまに良いレストランにいくことがちょっとした楽しみだったりします。(2021年は7月現在はその楽しみも奪われている状況ですが…)
広告を見ないと物欲を減らせる
日本で生活していた時に一番買い物欲をそそったのは広告でした。
電車のつり革広告、通勤途中に見るスマホに絶え間なく表示されるバナー広告。
テレビを付ければ流れてくるコマーシャル。
そして通勤途中に駅ナカのお店に行けばそれらの商品がすぐに手に入る環境…。
今の生活では日本の広告を見ていいなと思っても買えない(ネットショップは利用できることもありますが、送料と輸入税を考えるとためらいます)ので、自然とものが欲しいと思うことも減っていきました。
ちなみに、なぜかオランダの広告を見てもあまりそそられません…
まとめ:日本で生活していた頃は悪い習慣とも思わなかった買物癖も、環境が変わり一緒に生活する人が変わることで改善されていきました。
今では好きなブランドの店で衝動買いをすることはなくなり、一旦考えるという癖も付きました。
もし散財しているなと気づいたら
- 今買いたいと思っている商品は飽きずにずっと使えるか
- 週末は買い物ではなく自然の中で過ごしてみる
- 広告を見ない(スマホで広告を非表示にするアプリもあります)
を試してみてください。ミニマリストへの道は遠くないです!